裁判所から「至急」の封筒、一発で詐欺と見抜く方法が分かる!

裁判所から突然封筒が届いた!何かしないとヤバいのかな?

送られてきた封筒が本物なのか、それとも詐欺なのかの判断に困ってはいませんか?

この記事では郵便物が詐欺によるものであるのかを見分ける方法について説明しています。

司法書士は裁判所からの書類を受け取る機会もよくあるので、詐欺であるかどうかすぐに分かります。

詐欺の方法は年々進化してハガキ→封筒へ

裁判所から突然郵便物が届くとびっくりしてしまいますよね。それが「提訴されました」という内容ならなおさらです。

裁判所を名乗るところからハガキが送られてくる詐欺というケースも以前からありました。それが世間に知られるようになってきたためか、封筒で送られてくるケースがあるのです。

今後も手段を変えてくる可能性がありますが、本物かどうかを見極める方法は変わりません。

ポイントは切手と「特別送達」

裁判所からの訴訟の郵便物は、普通郵便では送られてきません。

特別送達という方法によって送られて来るはずです。この特別送達という方法では郵便料金が多くかかるため、本物は大量の切手が貼られているのでひと目で分かります。

また、封筒に「特別送達」と赤字で分かりやすく書いてあります。詐欺によくあるように「至急」などと書いてあることはありません。受取人を焦らせて詐欺に引っかけようとしているのです。

特別送達って何?

特別送達とは受取人に送った書類が届いたことを郵便局が証明する郵送方法です。そのため、書留などと同じように必ず手渡しでの配達となり、受取り時にフルネームでのサインも必要です。ハンコで良い場合もあるのですが、私のときは氏名を楷書で書きました。

一応念のため言っておきますが裁判所から書類届いたと言っても訴えられたりしたわけじゃないですよ!
司法書士 つづの
司法書士 つづの

成年後見人になると裁判所から特別送達で送られてくるんですよ!

局員さんも届けたら終わりじゃなくて、郵便局内で報告書を作ったりする必要もあるのでなかなかに面倒なシステムになっています。そのため、郵便料金が普通郵便+書留430円にプラスして560円余計にかかります。

82円+430円+560円の切手が貼られた封筒ってあまり目にする機会ないですよね。封筒にいくつも切手がベタベタ貼られてるんですよ。ひと目見て異様なのですぐ本物だって分かります。

本物の写真をお見せしますね。

これが本物だ!切手もすごいし消印もいっぱいですよ!私は訴えられてないですからね!

「速達」とか「書留」とかのように本物は赤字で「特別送達」ってちゃんと書いてあるのでそこでも見分けられます。今後詐欺グループが封筒に特別送達と書いて詐欺を働くのではないかと心配する方もいるかもしれませんが、特別送達を使えるのは裁判所、公正取引委員会、特許庁、収用委員会、公証役場に限られます。だから詐欺グループが特別送達で送ってくることは不可能なんです。

郵便の本職の方も警告しています

裁判所から82円切手で郵便物はこない、これだけでも今日は覚えて帰ってください。

本物だったらどうしようと悩む時間がもったいないくらいですので怪しい郵便物が来たら無視しましょう。

まとめ

つまり、送られてきた封筒に82円切手だけ貼られている時点で、偽物だと判別できます。さらに言えば、直接手渡しではなく、ポストにそのまま入っていた時点でも偽物だと判別できます。

本物ならば封筒に切手がたくさん貼られているので見た瞬間に「うわ、なんか見たことないヤバイのが来た!」と分かります。

大事なことなので何度でも繰り返しておきます。本物の裁判所からの書類は普通郵便で送られてきません!これだけ知っておけばこの詐欺に騙されることはありません。

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